2011年1月31日月曜日

経験としての建築  ラスムッセン


白状すると、ボクには「あたらしい建築を考えようとするとき、あるいは建築を考えることに行き詰まった時」必ず目を通すバイブルのような本がある。 S.Eラスムッセンの「経験としての建築」。
 もう40年以上も書棚にあってボロボロだが、この本にはこんなことが書いてある。 

「学校の答案のようにーーーこの建物はA、この建物はB、というようにーーー建築を判断すると、建築の与える楽しみは損なわれます。
それは危険な仕事です。
価値ある建物はーーーすべての芸術作品のようにーーーそれ自体の標準を持っているので、建築の評価に絶対的な価値や基準を設けることは不可能です。
物知り顔で揚げ足をとる気持ちで建築を考えるならば、建築は自らを閉ざし、何にも語りかけないでしょう。
しかし、印象を喜んで受け、共感をもてば、それは真のエッセンスを解放するでしょう。」

2011年1月15日土曜日

龍口寺 江ノ島


江の電江ノ島駅を2、3分海岸に向かった左側、住宅街の奥、緑の小山が龍口寺の境内です。この山の中腹に明治45年(1910年)竣工の五重塔が建ちます。木造の五重塔としては神奈川県で唯一だそうで(横浜三渓園は三重塔)、各層の軒に飾られた一元流の彫刻がユニークです。

2011年1月10日月曜日

世界人口の過半数が都市に住むという歴史認識、 その都市人口の4割がスラム人口という事実認識。

世界人口の過半数が都市に住むという歴史認識、
その都市人口の4割がスラム人口という事実認識。
「歴史的事実として東京はスラムを内に抱え込んでいたが、
それがどのようにしてそこから脱しえたのか。
また決して近代的な都市観から成功例とは考えがたいこの都市が、
どのようにして相応に機能的に都市を形成しえたのか。」
ボク個人の認識とはいささか異なる「東京の発見」から始まる建築学会機関誌「建築雑誌1月号」特集「未来のスラム」。
今世紀最大のテーマ「未来のスラム」に対しどう関わるかをテーマとした画期的な特集だ、
そして、かぶりつくように読みふけってしまった当面のボクの感想。
「対処療法の羅列ばかりが方法だろうか。
もっとスカッとブレークする手法はないのか。」
相変わらずの楽天主義の戯言とは自戒しているが。
添付は昨日の東京大手町他、フラストレーションの結果ですが。