2016年2月19日金曜日

バンクシー・ダズ・ニューヨーク

ドキュメント映画「バンクシー ・ダズ・ニューヨーク」は面白い。 
2013年10月という僅か一ヶ月間のニューヨークの出来事。
 後に謎のストリートアーティストと言われるバンクシーの活躍だ。 
彼は毎日一カ所づつ、倦怠と非活性、弛緩した街のあちこち、 夜間のうちに、誰に視られることなくスプレー画を描き続ける。 
バンクシーはその行為が罪であることは自覚している。 
しかし、ツィッターでは大評判。 
朝になり、発見された落書きは、スマホでキャプチャーされ、ネットで盛り上がり、やがて多くの人が集まりコミュニケーションする。 
その場所まさにリアルな祝祭の場に変容する。 
音楽や美術に支えられる古代ギリシャの祝祭は都市の活性化がその目的と見なされている。
 街をキャンバスにしたバンクーシーの行為はメッセージを持ち街を占拠する、まさに神の来訪と言って良いのかもしれない。
 しかし、マネーとセキュリティーが支配する現代都市に神は住めない。 
バンクシーは今、何処にいるのだろうか。
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