2015年7月4日土曜日

靴職人と魔法のミシン

題名通り、全く分かり易い、裏も表も無いファンタジー。 とは言え、決して子供向けではなく、 デモも殺人もあるニューヨーク下町の物語。 昼下がりの雨の有楽町を散歩していると、 シネマ・シャンテではジャスト・オンタイム、 思わず傘を畳んで飛び込んだ。 真っ暗な客席、ひと息つくと本編が始まる。 画面はロワーイーストの古い街並み。 銀座裏通りのような低層ビルの商店が軒を連ね、 歩道には沢山の人が行きつ戻りつしている。 そう、決して煌びやかでは無いが、 どこか暖かみが感じられる日常的な都市風景。 加えて、ショコラ風のアコースティックなギター音楽がまったりとして気持ち良い。 なる程、この映画がロングランになったのはよく判る。 我々の知る街はどこもコンビニスタイルかシャッター通り、 しかし、ここニューヨークの下町は、 いまもなお、人も風景も音楽もどこか洒落ていて居心地が良い。

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