2015年3月9日月曜日

リトリートとエクスペリメント


形のない時代の建築とはアノニマスでインディヴィジュアル、つまり現代建築のことだ。 今の社会における最もフィットする建築デザインは「個々人の生き方が反映された隠れ家」といってよいのではないか。 建築雑誌a+uでリトリートが特集されていた。個々人が日常から離れフィクショナルな世界(もう一つの世界)を体験する貴重な空間だ。そこでは現代建築の主要関心である技術や機能が問題となるのではなく、住まい手のライフスタイルがテーマとなる。都市インフラが不整備な自然環境、広漠とした風景の中、リトリートは様々な可能性を開いていく。 a+u526特集号にはしかし、特記すべく建築は見つからない。建築雑誌とネットに注目し、意味ある建築をよりよく探す必要があるようだ。
a+u531のテーマはエクスペリメント。従来の建築デザインがもはや社会的意味を持たないならば、これからの若い建築家は今後いかに社会とコミットメントするのか。特集は世界中の若い建築家たちの様々な試みをリポートしている。 1-ボスはいない集団で関わり都市環境を変えていく。 2-環境に関わる情報をデータ化し問題解決のアクティヴィストを目指す。 3-生物学バイオ等と協働し新たな素材や工法を生み出す。
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