2014年11月4日火曜日

「須賀敦子の世界」展 

連休最後の日は予定通り横浜へ、近代文学館は満員だった。 
今日は講演会もあるというので、行くならこの日と決めていたが、驚くばかりの大人気。 
晴れた秋の半日、「港が見える丘公園」わきに建つ文学館は散歩にも最高、展覧会の内容も彼女の世界がわかりやすい丁寧に展示されていて、大入りなのは当然と理解した。
 混んだ中の2時間タップリの見学は、相当の疲労。
 恥ずかしながら、講演会はウトウト、講演者には申し訳ないことをした。
 それにしても返す返すも残念なのは「アルザスの曲がりくねった道」が出版されないまま他界されてしまったことだろう。

 ほぼ完成している草稿がA4で打ち出され展示されていた。
ユルスナールの「黒の課程」、アンゲロプロスの「ユリシーズの瞳」に触発されての彼女の新たな構想、なんとしても完結させたかったと思うのは決して出版者だけではない。 
帰りの売店をのぞくと、ほぼ全作品の直販。 最近になり文庫版化された作品も数多く、その売れ行き人気には草葉の影に立つ彼女、きっとビックリしているに違いない。

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