2014年1月10日金曜日

イタリア現代思想への招待

もっぱら現在と未来だけに目を向けて生きている日本人やアメリカ人。しかし、イタリア人にとって、過去を現在という時間と切り離しては考えることが出来ない。と岡田氏が「イタリア現代思想への招待:講談社」の序文に書いている。建築や美術の世界から批評が消えてしまった最近、読んでいるのはイタリアやフランスが多いのだが、特にネグリやアガンベンは良い刺激になっている。現代イタリアのどこに関心が向くのか。決して十分に読取れているわけでは無いのだが、彼らの思考にはやはり「美学」という支えがあるからだろう。古典的な美学は個人的な感性とは無関係、こんな欲望だけに支えられる都市や建築ではなく、集団的意味を持った世界を、ボクは夢見ている。 Google Keepから共有