2013年10月20日日曜日

彼岸過迄 夏目漱石

森本に始まって松本で終わる長話を読んだ。
漱石はたくさん読んだつもりだが、「彼岸過迄」は初めてだ。 
内幸町、小川町、矢来町、本郷に住む6人の男の物語。
 時間も空間も明確に描かれるこの長編、
しかし、映画にはならないだろうな。
 画にするのは難しい、どこまでも微妙な男の内面世界。 
やっぱり、漱石は微妙だ。
深い広いではなく、カタチでもない。 
絵になる「それから」のほうがボクの好みだ。
ある時、この小説の読評ブログを読んだ、そこには次のようなコメント。
「ドストエフスキーの罪と罰のような一種の探偵小説」。
なるほどなぁ、「罪と罰」が苦手なボクを至極納得させるコメントのようだ。

とここまでがかっての感想。
しかし、9月(2017年)から彼岸過迄、行人、こころを再読。
漱石の世界が何も読み取れていなかった。
折りを見て、ブログは書き改めたい。



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