2013年10月20日日曜日

彼岸過迄 夏目漱石

森本に始まって松本で終わる長話を読んだ。 漱石はたくさん読んだつもりだが、「彼岸過迄」は初めてだ。 内幸町、小川町、矢来町、本郷に住む6人の男の物語。 時間も空間も明確に描かれるこの長編、しかし、映画にはならないだろうな。 画にするのは難しい、どこまでも微妙な男の内面。 そう、やっぱり、漱石は微妙だよ。 絵になる「それから」のほうがボクの好みだが。

2013年10月16日水曜日

デッドマン・ダウン

試写会デッドマン・ダウン、京橋に行く 監督は「ドラゴン・タトゥーの女」のデンマーク人ニールス・アルデン・オプレヴ。そして、ヒロインもまた、その時のノオミ・ラパス。舞台はニューヨーク、妻子を殺された主人公ヴィクターの復讐劇。演じるのはコリン・ファレル、ダブリン生まれの寡黙なヒーロー。寡黙な演技故だろうか、ファレルもラパスも出演を決めたのは監督と脚本(ワイマン)だそうだ。ここまでの書き込みで、映画通は総てを理解してしまうのだろう。地味だがクールなサスペンス・アクション。ドラマはタトゥーの女ほどの複雑さはないが、重厚さは変わらない。画面はニューヨークなのだろうが、どのシーンも奥行きがあり、興味深い。加えて、ハリウッド資本だが、監督・俳優等々悉く多国籍の人々による製作。些か匂いの異なるハリウッド映画、コンチネンタル好みのボクにも十分楽しめた。 Google Keepから共有