2012年6月9日土曜日

クラリネット五重奏 

カルテット・アルモニコを津田ホールで聴く。
クラリネットの亀井氏との協奏。
聴きながら耳が、いや身体が戻って来た、と感じビックリした。
弦の音はほとんど聴いていなかったようだ、長い間。
ウェーバーとモーツアルトの五重奏と現代音楽のプログラムだが、 最初の弦の響きであぁーと思った。
やはり、コンサートに足を運ばなければ、身体から音楽が消えてしまう。

iTunesやYoutubeが悪い訳ではない、安くて便利しかしそこまで、 という当たり前のことに改めて気がつかされた。
良く聴くモーツアルトはゆったりと端正に四つの弦が水面のたゆたうクラリネットに絡まり大満足。
初めて聴くウェーバーは「魔弾の射手」や「オベロン」で知られるようにやはりドラマティック。
メランコリックな第二楽章はボクの好み。 ソナタ形式特有の主題と変奏がリズムをかえイメージを変え、 劇的とも言える五重奏の楽しみを味あわせる。
中間の「第一バルド」、演奏後作曲者西村氏が舞台に立たれたが、ボクはまだ現代曲を聴く耳を持っていない。
形式が見えない曲想はその音の連なりが悪い訳ではないが、押しつけられた音楽というイメージが先に立ち楽しめない。 しかし、多くの観客、、沢山の拍手。 やはり、もっともっと、コンサートに足を運ぶ必要があるようだ。