2012年5月2日水曜日

シャッラ/いいから!

家族とトラブルと笑いとハートウォーミング、 イタリア映画のエキスのすべてを95分にまとめた上質の映画。 よく見る典型的なイタリア映画のパターンだが決して陳腐ではない、 内容は新鮮、センスが良い。 ヴィルズィ監督の脚本家であったブルー二が監督に転じた第一作ということだが、 新しい作家が登場したように思う。 題名がすべてを語っている、シャッラ! イタリア語を知らなくとも感覚的に良くわかる。 これでいいんだから、ほっといてくれ、それでいい! 結構切羽詰まっているが、思い通りにやってみよう、やらせよう! どこにでもいる15歳の男の子と中途半端な父親のシャッラな同居生活。 シャッラ!だけに、本音をぶっつけあっての二人の生活はトラブルつづき。 シャッラ!だけに、教条的な人間論、家族論、教育論などは一切、意味がない。 シャッラ!だけに、二人は決していい加減ではない。 「人間は人間として生きる」というあたりまえのイタリア人の持つ本音。 シャッラ!という言葉が持つこだわりとリアリティがボクにはうらやましい。
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