2012年4月28日土曜日

三重スパイ

フランス映画未公開傑作選は先週21日からだったようです。 予告で気に入ったので「三重スパイ」を観る、宮益坂。 ある夫婦の人生と世界戦争の前夜が交錯して描かれる、感動的かつ親密な叙事詩。 紹介にはそのように書かれています。 亡命した帝政ロシアの将軍とそのギリシャ人の夫人。 1930年代の政治ドキュメントが物語の背景です。 人民戦線とスペイン戦争、ナチ・ドイツが絡まるパリの政治情勢の中に描かれる夫婦像。 かなり欲張りな映画と同時にいささか歴史的知識が必要なようです。 そう、いままで公開されなかった部分のエリック・ロメールです。 エスピオネージ、スリラー、ヒストリカル、ラブドラマ、なんでもあります。 ボクの関心はドラマの背景となるエクステリア&インテリア。 戦前のパリの街路、ファッションとクルマ、そしてアパルトメントとホテルとパリ近郊の別荘。 さらに旧制ロシア好みの情景画にキュビスム絵画です。 そして画像の全て、計算されたあかりとひかり。 やはり、エリック・ロメールです。
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