2011年5月11日水曜日

戦う操縦士 サン・テグジュペリ

「建築成った伽藍内の堂守や貸し椅子席係の職につこうと考えるような人間は、すでにその瞬間から敗北者であると。それに反して、何人にあれ、その胸中に建造すべき伽藍を抱えている者は、すでに勝利者なのである。」 これは昔読んだ「戦う操縦士」の中の一節。我々はいま、原発事故から抜け出ることはできない。 理由はともあれ、事故の収束に奮闘する「現場」をいろいろな意味で、想像してしまう毎日だ。そして、やけに、昔読んだサン・テグジュペリが気になっていた。 偶然、今朝、このブログをみつけた。こんな日常をチャンと理解されているひとがいる。書評子とは必ずしも、本を書評する人ではなく、時代を、時代の中の人間を評される人のこと。彼は仕事に関わる人間の「真摯」を「ピーター・ドラッカー」と「夜間飛行」のなかに読もうとしている。 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2011/05/post-d9b4.html 「戦う操縦士」「夜間飛行」、ここには「現場」が書かれている。当然ながら、サン・テグジュペリにも結論はない。しかし、そこにはいつも「人間」がいるのだ。久しぶり「城砦」を読んでみたい。

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