2011年3月28日月曜日

崩壊したシステム、機能するのは人の自主的な動き

この大震災のなか新聞とネットから情報を読むだけのボクだが、昨日はある会合に参加した。 帰ってきて朝刊を読むと、二人の論者がまったく同じような事を書いていた。 簡単に言えば、 「今、システムは崩壊したが、人間の力が活動している」ということ。 その実感は一人の論者の言葉では、 たまたま滞在中のフランスで各国数々の新聞を読んだが、驚くべく日本人、人々の冷静な行動、支え合うとする人々の意思、自己犠牲的な労働、他者のため頑張りつづける人々の努力、支え合い結び合う人間たちの働き、ということばが並んでいたそうだ。 そして、論者がいうシステムとは、電気システム、エネルギー供給のシステム、情報通信システム、医療システム、年金・社会保障システム・企業システム・市場システム・教育システム。 つまり、この大震災にかかわらず、この数年におこっている事のすべて、そのシステムが今、崩壊したととらえている。 システムはすべて想定の範囲内で維持可能なように設計されているものだが、想定は単なる人間の思い込みにすぎないと書き、 その思い込みが壊れた時、 機能するのは人の自主的な動き、 その動きを論者はフランスで読んだ、新聞で実感したのだろう。 そして、結んでいる。 システムから脱却し、人間の結びつきが基盤となるような社会創成が始まった。 昨日読んだ新聞は今、手元にないので、論者の名前、その内容は正確ではない。 夕食もそこそこ就寝してしまったので、今、外出中、iPhoneのメモだが、アップする事にした。 hiroyuki kato/iPhone

2011年3月26日土曜日

いよいよボクたちは放射能とともに生活しなければならなくなったようです。


大震災から10日あまり、復興活動は日に日に活発化しているようですが、 まだまだ終息していない原発からは多大な放射性物質が漏れ続けています。 この汚染とどう関わればよいか。 これは厄介な長い戦いになりそうです。 まずは乳児と幼児を守る事、そして若年層は積極的に防備しなければならない。 いまさらながら、事故当初のヨーロッパの人々のどよめきが理解できました。 「ドイツやフランス人なら国内脱出を画策するよ!」という記事を読んだのは確か3月13日。 チェルノブイリの体験から多くを学んだヨーロッパの人々、一方、われわれはまだ何も知らないのではないか。 今(3月26日午後1時00分)から「放射性物質汚染とどう関わればよいか。」をネットから調べてみることにしました。

2011年3月13日日曜日

軽水炉の安全性調べてみたが、ボクには良くわからない。


3月13日午後15時30分 経験のない大地震が原因とはいえ、 安全、安全と言われている原子力発電所が、 いとも簡単にその神話を吹き飛ばしてしまった。 安全神話などもとより信頼しておらず、 あるゆる原子力発電所建設には反対していたが、 それにしても昨日の報道状況は「えっ??!!」という思いばかりの内容だった。 多少の知識をもっていたつもりだが、 結果としてはボクはまったく判ってはいなかったんだ、と実感。 (NHKの解説も非常に判りにくい、解説者は判っているが説明しないのか、まさか、判らないのかな?という印象、) 従って、今日は改めて、「軽水炉の安全性」について調べてみることにした。 しかし、結論は「調べてみたが、ボクには良く判らない」。 以下に関連情報をアップしておくが、 「安全です」という言葉は散りばめられているが、昨日TVで見た「建家の上部が吹き飛ぶという状況が、何故起こったのか」 を説明する内容は、どこからも引き出すことは出来なかった。 取りあえずの、昨日のTVを見たボクの理解は以下です。 建家>原子炉格納容器>原子炉圧力容器 (この構造を説明する図はネットでは見つかりません。従って、東京新聞朝刊3月13日28面を参考にしています。) という施設構造において、 圧力容器へ冷却水が供給されず、格納容器の圧力と温度が上昇。 格納容器の圧力を下げるためにベント作業に入ったが、 建家に充満していた水素が酸素に触れ、建家内で爆発が起こった。 判らないのは、 1)何故、中性子に変換され安全かと、中性子とホウ素の関係は何なのか 2)何故、建家内に水素が充満しやすいか 3)水素による建家内爆発の可能性、何故、報道の専門家は一言も触れなかったのか こんな時になっての資料収集、恥ずかしい限りだ。 今は、亡くなった作業員の方々の冥福を祈るばかり、 これ以上、被害が拡散しないよう関係者の努力と奮闘に頭が下がる。 ps。 13日15時30分、3号機問題について官房長官記者会見。 1ーポンプのトラブルで炉心への水供給がうまく行かない 2-炉心(燃料棒)が露出し水素が発生 3-1号機と同じ状況は否定できない NHK解説員説明 *水素発生ー>ジルコニウム金属の温度上昇 *昨日は建家に水素が建家に露出したが今日はまだ格納容器内 *発生した水素をうまく抜けば建屋爆発はない ボクの理解 **原因はすべてポンプによる冷却水供給の不備か 資料1/http://www.atom.pref.fukui.jp/turu34/gaiyou.pdf 敦賀発電所3、4号機の安全性の確認について 平成13年9月 原子力安全対策課 4 大型化に対する実証性・安全性 1)炉心および炉内構造物 炉内構造物の流動振動、中性子反射体の冷却性能、ブロック間の隙間 流れなどを確認するための実証試験が行われている。 2)1次冷却材ポンプ 水力特性やポンプ効率などを確認するための実証試験が行われている。 3)蒸気発生器 湿分分離性能やU字管群の減衰定数を確認するための実証試験が行わ れている。 4)タービン   海外の原子力発電所では54インチを超えるタービン翼の採用実績がある。 タービン翼の振動特性などを確認するための実証試験が行われている。 5)発電機 発電機コイルの振動特性などを確認するための実証試験が行われてい る。 6)燃料設計 燃料の高燃焼度化に対して、従来燃料と同等の安全余裕を確保する設 計方針となっている。 7)炉心設計 炉心の大型化に対して、従来の炉心と同等の安全余裕を確保する設計 方針となっている。 8)原子炉格納施設 原子炉格納容器に加え、主蒸気隔離弁の閉止能力向上やアニュラス空 気浄化設備のフィルタ循環率を増加させることにより、万一の事故時の 放射能による周辺環境への影響を極力抑制する設計方針となっている。 資料2/http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/nuclear/keisuiro/index.html 電気事業連合会の「軽水炉のしくみ」説明 原子炉にはいくつかのタイプがありますが、日本では、米国で開発された「軽水炉」というタイプを使っています。現在、世界でもっとも広く使われているタイプの原子炉です。 原子炉の種類は、使用する減速材、炉心から熱を取り出す冷却材などによって区別されています。わが国の原子力発電所では、アメリカで開発された「軽水炉」と呼ばれる原子炉が採用されています。この原子炉は軽水(普通の水)が減速材と冷却材に兼用されているのが特徴で、燃料には濃縮ウランを用います。軽水炉は世界の原子力発電の主流となっており、蒸気を発生させるしくみの違いによって沸騰水型炉(BWR)と加圧水型炉(PWR)の2種類に分けられますが、核分裂の方法や減速材として水を使う点は、どちらの形式も同一です。 沸騰水型炉(BWR =Boiling Water Reactor)のしくみ 原子炉圧力容器に入っている燃料が核分裂することにより、周りの水が熱せられます。すると水は蒸気になり、そのままタービンに送られて発電機を回します。このため構造はシンプルですが、蒸気は放射性物質を含む水からつくられているため、タービンや復水器についても放射線の管理が必要となります。 沸騰水型炉(BWR)原子力発電のしくみ BWRに改良を加えたのが、改良型沸騰水型炉(ABWR =Advanced Boiling Water Reactor)と呼ばれるものです。ABWRは、従来は原子炉圧力容器外に設置していた原子炉再循環ポンプを圧力容器内に設置したもので、原子炉再循環ポンプの周辺配管をなくして、単純化しました。また、制御駆動用動力源として、BWRの水圧動力源に加えて電動動力源を追加し、緊急時の安全性をより向上させています。 改良型沸騰水型炉(ABWR)の構造上の特徴 加圧水型炉(PWR =Pressurized Water Reactor)のしくみ 原子炉圧力容器であたためた水は、BWRよりも高い圧力で一次系統の配管を循環します。この高温・高圧の水から熱だけを蒸気発生器で二次系統の配管を流れる水に伝え、蒸気となったところで、タービンを回します。放射性物質を含んだ水がタービンや復水器に行かないため、タービンなどの発電部分に関するメンテナンス性がBWRよりも向上しています。 加圧水型炉(PWR)原子力発電のしくみ 資料3/http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/hakusho/wp1993/index.htm 平成5年版 原 子 力 白 書 平成5年11月 原子力委員会 第II部 各論 第1章 原子力発電 4.軽水炉技術の向上(1)軽水炉の改良標準化 軽水炉の改良標準化計画は,国,電気事業者,原子力機器メーカー等が一体となり,自主技術による軽水炉の信頼性,稼動率の向上及び従業員の被ばく低減等を目指し,1975年度より1977年度にかけて第1次改良標準化計画が,また1978年度より1980年度にかけて第2次改良標準化計画が実施され,1981年度より1985年度にかけて第3次改良標準化計画が実施された。 既に,第1次及び第2次の成果は1984年2月に運転を開始した東京電力(株)福島第二原子力発電所2号炉(沸騰水型軽水炉:BWR),また1984年7月に運転を開始した九州電力(株)川内原子力発電所1号炉(加圧水型軽水炉:PWR)等に反映されている。 第3次改良標準化計画は第1次,第2次の成果を基に機器・システムはもちろん炉心を含むプラント設計全体を対象に,我が国の自主技術による信頼性,稼働率,運転性,立地効率の向上,従業員の被ばく低減等の一層の改良を図ることにより,改良型軽水炉の開発が進められた。この改良型軽水炉を採用することとなった東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6号炉及び7号炉(各々135万6千キロワット)は,世界初の改良型BWRであり,それぞれ1991年9月及び1992年2月に着工した。なお,営業運転の開始は6号炉が1996年12月,7号炉が1997年7月の予定である。 (2)軽水炉の高度化 今後,長期にわたって原子力発電の中核を担うと考えられる軽水炉については,現状に甘んじることなく,時代のニーズに応じた一層の高度化を推進していくことが必要である。この軽水炉技術高度化の在り方については,総合エネルギー調査会原子力部会の下に置かれた軽水炉高度化小委員会において1991年6月に報告書が取りまとめられており,それによると,今後の軽水炉技術の開発に当たっては,経験の蓄積を積極的に活用し,安全性の原則を再認識し,新しい知見・技術を取り入れていくことが重要であり,安全性確保を更に図るため,故障・トラブル対策の高度化,ヒューマンファクターに係る対策の高度化,安全設計の高度化,静的安全性の可能性の追求及び廃炉対応の高度化に取り組むことが必要であるとしている。さらに,ウラン資源の有効な利用のため,ウラン燃料の有効利用及びプルトニウム・回収ウランの利用基盤の確保が必要であり,長期的な視点に立った柔軟性の確保として,燃料・炉心機能の高度化及び立地技術の高度化が重要であるとしている。また,1987年4月,軽水炉技術の高度化に資する国及び民間で行われている研究について総合的に評価・検討を行い,国が支援すべき施策についても検討する場として,軽水炉高度化推進委員会が設置された。本推進委員会では,各種耐震技術,高度立地技術等に関する検討,高燃焼度燃料,ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の評価・検討が進められている。