2011年3月31日木曜日

ポピュリズムそして震災を超えるもの

昨夕の論壇時評(東京新聞)は金子勝氏、いつものようにボクには判りやすい。 
「二大政党への失望感 ポピュリズムの色彩」がその表題。 
ポピュリズムは庶民の常識によって権力者の特権を是正するという意味では有効だが、 
政治的理念や思想もなく、つねに受けのいい言葉やトピックによって期待と関心を集める政治姿勢と見るならば極めて厄介。 
当然、金子氏は後者の懸念からの時評。 
世界4月号の松谷満氏(ポピュリズムの台頭とその源泉)や、 
後房雄氏の「政権交代以後の混迷する2大政党と首長の反乱」(都市問題3月号)も同じ懸念。 
「80年代以降、構造改革や不良債権処理の失敗、規制緩和は新たな産業に結びつかず、 
多大な負債と格差を生み出し、二大政党への失望感は多大なものとなった。 
つまり、大衆迎合主義(ポピュリズム)が生まれるべく土壌が充分なのだ。 
そして今回の未曾有の大苦難。 
しかし、ここからはしっかりと踏みとどまなければならない。 
語り口・本音、リーダーシップ・実行力という抽象的な言葉に踊らされてはならない。 
公共や安心に結びつく具体的な政策がいま必要であり、 
多大な被害を公共が支えるとするならば、 
単純な減税策はいかなる意味を持つのか、よく考えなければならない。」 
と書いている。 
思うに、80年代以後のネット社会はボクたちの生活環境を大きく開いた。 
しかし、飛び交う情報に一喜一憂、 
中身よりも量あるいは密度に迎合する自分が、 
今、そこにいるのも事実だ。 
「今回の震災は公共や安心回復の社会連帯に目を向ける契機になる」ように、 
「生かせなければ、日本社会が経済の低迷と社会不安のただなかに投げ込まれることは必至」 
と金子氏は結ぶ。 
震災を、そしてまた負のポピュリズムを乗り越えるのは、 
情報の海を生きるボクたちの「生き様=ライフスタイル」に懸かっている、 
とボクは読み取る事とした。 

2011年3月28日月曜日

崩壊したシステム、機能するのは人の自主的な動き

この大震災のなか新聞とネットから情報を読むだけのボクだが、昨日はある会合に参加した。 
帰ってきて朝刊を読むと、二人の論者がまったく同じような事を書いていた。 
簡単に言えば、 
「今、システムは崩壊したが、人間の力が活動している」ということ。 
その実感は一人の論者の言葉では、 
たまたま滞在中のフランスで各国数々の新聞を読んだが、驚くべく日本人、人々の冷静な行動、支え合うとする人々の意思、自己犠牲的な労働、他者のため頑張りつづける人々の努力、支え合い結び合う人間たちの働き、ということばが並んでいたそうだ。 
そして、論者がいうシステムとは、電気システム、エネルギー供給のシステム、情報通信システム、医療システム、年金・社会保障システム・企業システム・市場システム・教育システム。 
つまり、この大震災にかかわらず、この数年におこっている事のすべて、そのシステムが今、崩壊したととらえている。 
システムはすべて想定の範囲内で維持可能なように設計されているものだが、想定は単なる人間の思い込みにすぎないと書き、 
その思い込みが壊れた時、 
機能するのは人の自主的な動き、 
その動きを論者はフランスで読んだ、新聞で実感したのだろう。 
そして、結んでいる。 
システムから脱却し、人間の結びつきが基盤となるような社会創成が始まった。 
昨日読んだ新聞は今、手元にないので、論者の名前、その内容は正確ではない。 
夕食もそこそこ就寝してしまったので、今、外出中、iPhoneのメモだが、アップする事にした。

2011年3月26日土曜日

いよいよボクたちは放射能とともに生活しなければならなくなった。

大震災から10日あまり、復興活動は日に日に活発化しているようですが、
まだまだ終息していない原発からは多大な放射性物質が漏れ続けています。

この汚染とどう関わればよいか。

これは厄介な長い戦いになりそうです。

まずは乳児と幼児を守る事、そして若年層は積極的に防備しなければならない。

いまさらながら、事故当初のヨーロッパの人々のどよめきが理解できました。

「ドイツやフランス人なら国内脱出を画策するよ!」という記事を読んだのは確か3月13日。

チェルノブイリの体験から多くを学んだヨーロッパの人々、一方、われわれはまだ何も知らないのではないか。

今(3月26日午後1時00分)から「放射性物質汚染とどう関わればよいか。」をネットから調べてみることにしました。

*日常生活と放射線大震災から10日あまり、復興活動は日に日に活発化しているようですが、

まだまだ終息していない原発からは多大な放射性物質が漏れ続けています。

この汚染とどう関わればよいか。

これは厄介な長い戦いになりそうです。

まずは乳児と幼児を守る事、そして若年層は積極的に防備しなければならない。

いまさらながら、事故当初のヨーロッパの人々のどよめきが理解できました。

「ドイツやフランス人なら国内脱出を画策するよ!」という記事を読んだのは確か3月13日。

チェルノブイリの体験から多くを学んだヨーロッパの人々、一方、われわれはまだ何も知らないのではないか。

今(3月26日午後1時00分)から「放射性物質汚染とどう関わればよいか。」をネットから調べてみることにしました。

*日常生活と放射線
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*原子力安全研究グループ/3月25日
福島県内各地方環境放射能測定値

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*全国の放射能/情報元は文部科学省/都道府県別放射能水準調査結果
全国の放射能・全国の水道の放射能・全国の雨の放射能・東京都の水道(速報版)
http://atmc.jp/

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*小出裕章さん『隠される原子力』via YouTube


*環境研ミニ百科/33号半減期について

http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_hyakka/33/mini33.html

皆さん、「半減期」という言葉をお聞きになったことがありますか?私の手許にある国語辞典には、「半減」という言葉の解説は載っていましたが、「半減期」は載っていませんでした。この言葉が学術用語だからでしょう。ちなみに「半減」とは半分に減ることです。「期」は期間(時間)ですから、「半減期」とは半分に減るまでに要する時間です。いったい何が半分に減るのでしょうか?

学術用語でよく使われる「半減期」は、物理学的半減期と生物学的半減期です。単に半減期といえば、物理学的半減期を指すことが多いように思います。
物理学的半減期は、ある放射性核種の数が半分に減るのに要する時間のことであり、生物学的半減期は、いったん生体内に取り込まれた物質が、排泄作用等により、体内から失われ、半分に減るまでに要する時間です。

図1 放射能の減り方

ここでは物理学的半減期に焦点を合わせて、お話しすることにします。

今からざっと40年程前、アメリカと旧ソ連が、競い合って大気圏内で原爆実験(核実験)を繰り返していた頃のお話です。大気圏内で核実験を行ったのは、上の2国だけではありません。中国、フランス、イギリス、インドなども行いました。新聞紙上には、連日のように「雨の中にストロンチウム-90、セシウム-137、ヨウ素-131が検出された」という記事がおどっていました。10年程前(1986年4月26日)には、チェルノブイリの原子炉事故がありました。数多くの放射性核種が環境中に放出されましたが、代表的な放射性核種はヨウ素-131、ストロンチウム-90、セシウム-137などでしょう。ここではストロンチウム-90(半減期28.8年)を例にとり、お話を続けます。ストロンチウム-90は変身してイットリウム-90に変わります。イットリウム-90は、更に変身してジルコニウム-90になり安定します。変身するときに放射線を出します。 変身しないときには放射線を出しません。世の中には、放射性核種は絶えず放射線を出し続ける性質を持っていると考えている人がいます。ひとつひとつの放射性の原子は1回だけ変身し、その時放射線を出すのです。常に出し続けているように見えるのは、数多くの放射性の原子が集まっているからです。  今ストロンチウム-90という原子1個をとり出せたとします。目の前のストロンチウム-90原子1個が、いつ変身するか、それは誰にもわかりません。どのストロンチウム-90の原子をとってきても同じことで、いつ変身するかわからないのです。ただ、数十万、数百万、数千万、いやそれ以上の数のストロンチウム-90原子が集まった集団について観察すると、その丁度半分がイットリウム-90に変身するのに28.8年かかります。更に残ったストロンチウム-90の半分がイットリウム-90に変身するのに28.8年かかりそのまた半分が・・・・・・という具合にくり返されるのです。とすると、ストロンチウム-90原子の中には、すぐ変身するものと、なかなか変身しないものがあるということになります。事実、その通りなのです。従って、ストロンチウム-90の物理学的半減期が28.8年であるというのは、何十万、何百万、何千万、それ以上のストロンチウム-90の集団について観察されることです。またその半減の仕方には特徴があり、時間が2倍、3倍・・・・とふえるに伴い、変身する数も2倍3倍・・・・になるような直線的(比例的)な減り方ではなく、図1に示したような減り方を示します。この減り方はどの放射性核種でも同じです。  半減期が比較的に短い放射性核種(例えばヨウ素-131、半減期8日)と、長い放射性核種(例えばセシウム-137、半減期30年)が同数(例えば10万個ずつ)あったとします。スタートしてから8日たった時点で比較すると、ヨウ素-131の方は5万個がキセノンに変身しています。変身する時に放射線を出しますので、8日間に5万個分の放射線が放出されたことになります。

核 種

半減期

核 種

半減期

クリプトン90

32.3秒

水素3

12.3年

キセノン138

14.1分

ストロンチウム90

28.8年

フッ素18

109.8分

セシウム137

30.0年

ヨウ素131

8.04日

ラジウム226

1600年

ポロニウム210

138.4日

プルトニウム239

2.4万年

コバルト60

5.27年

ウラン238

45億年

半減期の例

一方セシウム-137の方は、半減期が30年ですから、8日間ではほんのわずか(50個)しか変身しません。従ってそれに伴って放出される放射線の数も極めて少ないことになります。
このことからもわかるように、単に半減期が長いからといって危険度が高いとは言えません。危険の度合いは、生物体内に取り込まれ易いかどうか、どの部分にたまり易いのか、どれ位生物体内にとどまっているのか(生物学的半減期、前出)、どんな種類の放射線を出すのか、などの情報を総合して判断されるものです。 
(大桃 洋一郎)

*3月24日午後1時00分更新

昨日見た、ユーストリームです。

いよいよ、ボクたちは多大な放射性物質とともに生活しなければならなくなったようです。

お二人のお話に全て同意している訳はありません。

しかし、多くの方がご覧になったほうが良いと思います。

六ヶ所村の3000トンには驚きとともに、恐怖しています。

緊急報告「福島原発で何が起きているのか」

*放射線医学総合研究所

www.nirs.go.jp/rd/faq/index.shtml

*緊急被爆医療Q&A

www.nirs.go.jp/hibaku/qa/index.htm
http://www.ustream.tv/recorded/13509353 



2011年3月19日土曜日

軽水炉の安全性調べてみたが、ボクには良くわからない。


3月13日午後15時30分

経験のない大地震が原因とはいえ、
安全、安全と言われている原子力発電所が、
いとも簡単にその神話を吹き飛ばしてしまった。
安全神話などもとより信頼しておらず、
あるゆる原子力発電所建設には反対していたが、
それにしても昨日の報道状況は「えっ??!!」という思いばかりの内容だった。
多少の知識をもっていたつもりだが、
結果としてはボクはまったく判ってはいなかったんだ、と実感。
(NHKの解説も非常に判りにくい、解説者は判っているが説明しないのか、まさか、判らないのかな?という印象、)
従って、今日は改めて、「軽水炉の安全性」について調べてみることにした。
しかし、結論は「調べてみたが、ボクには良く判らない」。
以下に関連情報をアップしておくが、
「安全です」という言葉は散りばめられているが、昨日TVで見た「建家の上部が吹き飛ぶという状況が、何故起こったのか」
を説明する内容は、どこからも引き出すことは出来なかった。
取りあえずの、昨日のTVを見たボクの理解は以下です。

建家>原子炉格納容器>原子炉圧力容器
(この構造を説明する図はネットでは見つかりません。従って、東京新聞朝刊3月13日28面を参考にしています。)
という施設構造において、
圧力容器へ冷却水が供給されず、格納容器の圧力と温度が上昇。
格納容器の圧力を下げるためにベント作業に入ったが、
建家に充満していた水素が酸素に触れ、建家内で爆発が起こった。
判らないのは、
1)何故、中性子に変換され安全かと、中性子とホウ素の関係は何なのか
2)何故、建家内に水素が充満しやすいか
3)水素による建家内爆発の可能性、何故、報道の専門家は一言も触れなかったのか

こんな時になっての資料収集、恥ずかしい限りだ。
今は、亡くなった作業員の方々の冥福を祈るばかり、
これ以上、被害が拡散しないよう関係者の努力と奮闘に頭が下がる。

ps。
13日15時30分、3号機問題について官房長官記者会見。
1ーポンプのトラブルで炉心への水供給がうまく行かない
2-炉心(燃料棒)が露出し水素が発生
3-1号機と同じ状況は否定できない

NHK解説員説明
*水素発生ー>ジルコニウム金属の温度上昇
*昨日は建家に水素が建家に露出したが今日はまだ格納容器内
*発生した水素をうまく抜けば建屋爆発はない

ボクの理解
**原因はすべてポンプによる冷却水供給の不備か

資料1/http://www.atom.pref.fukui.jp/turu34/gaiyou.pdf
敦賀発電所3、4号機の安全性の確認について 
平成13年9月 
原子力安全対策課 
4 大型化に対する実証性・安全性 
1)炉心および炉内構造物 
炉内構造物の流動振動、中性子反射体の冷却性能、ブロック間の隙間 
流れなどを確認するための実証試験が行われている。 
2)1次冷却材ポンプ 
水力特性やポンプ効率などを確認するための実証試験が行われている。 
3)蒸気発生器 
湿分分離性能やU字管群の減衰定数を確認するための実証試験が行わ 
れている。 
4)タービン 
  海外の原子力発電所では54インチを超えるタービン翼の採用実績がある。 
タービン翼の振動特性などを確認するための実証試験が行われている。 
5)発電機 
発電機コイルの振動特性などを確認するための実証試験が行われてい 
る。 
6)燃料設計 
燃料の高燃焼度化に対して、従来燃料と同等の安全余裕を確保する設 
計方針となっている。 
7)炉心設計 
炉心の大型化に対して、従来の炉心と同等の安全余裕を確保する設計 
方針となっている。 
8)原子炉格納施設 
原子炉格納容器に加え、主蒸気隔離弁の閉止能力向上やアニュラス空 
気浄化設備のフィルタ循環率を増加させることにより、万一の事故時の 
放射能による周辺環境への影響を極力抑制する設計方針となっている。 

資料2/http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/nuclear/keisuiro/index.html
電気事業連合会の「軽水炉のしくみ」説明
原子炉にはいくつかのタイプがありますが、日本では、米国で開発された「軽水炉」というタイプを使っています。現在、世界でもっとも広く使われているタイプの原子炉です。

原子炉の種類は、使用する減速材、炉心から熱を取り出す冷却材などによって区別されています。わが国の原子力発電所では、アメリカで開発された「軽水炉」と呼ばれる原子炉が採用されています。この原子炉は軽水(普通の水)が減速材と冷却材に兼用されているのが特徴で、燃料には濃縮ウランを用います。軽水炉は世界の原子力発電の主流となっており、蒸気を発生させるしくみの違いによって沸騰水型炉(BWR)と加圧水型炉(PWR)の2種類に分けられますが、核分裂の方法や減速材として水を使う点は、どちらの形式も同一です。

沸騰水型炉(BWR =Boiling Water Reactor)のしくみ

原子炉圧力容器に入っている燃料が核分裂することにより、周りの水が熱せられます。すると水は蒸気になり、そのままタービンに送られて発電機を回します。このため構造はシンプルですが、蒸気は放射性物質を含む水からつくられているため、タービンや復水器についても放射線の管理が必要となります。

沸騰水型炉(BWR)原子力発電のしくみ
BWRに改良を加えたのが、改良型沸騰水型炉(ABWR =Advanced Boiling Water Reactor)と呼ばれるものです。ABWRは、従来は原子炉圧力容器外に設置していた原子炉再循環ポンプを圧力容器内に設置したもので、原子炉再循環ポンプの周辺配管をなくして、単純化しました。また、制御駆動用動力源として、BWRの水圧動力源に加えて電動動力源を追加し、緊急時の安全性をより向上させています。

改良型沸騰水型炉(ABWR)の構造上の特徴
加圧水型炉(PWR =Pressurized Water Reactor)のしくみ

原子炉圧力容器であたためた水は、BWRよりも高い圧力で一次系統の配管を循環します。この高温・高圧の水から熱だけを蒸気発生器で二次系統の配管を流れる水に伝え、蒸気となったところで、タービンを回します。放射性物質を含んだ水がタービンや復水器に行かないため、タービンなどの発電部分に関するメンテナンス性がBWRよりも向上しています。

加圧水型炉(PWR)原子力発電のしくみ

資料3/http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/hakusho/wp1993/index.htm
平成5年版
原 子 力 白 書
平成5年11月
原子力委員会
第II部 各論
第1章 原子力発電
4.軽水炉技術の向上(1)軽水炉の改良標準化
軽水炉の改良標準化計画は,国,電気事業者,原子力機器メーカー等が一体となり,自主技術による軽水炉の信頼性,稼動率の向上及び従業員の被ばく低減等を目指し,1975年度より1977年度にかけて第1次改良標準化計画が,また1978年度より1980年度にかけて第2次改良標準化計画が実施され,1981年度より1985年度にかけて第3次改良標準化計画が実施された。
既に,第1次及び第2次の成果は1984年2月に運転を開始した東京電力(株)福島第二原子力発電所2号炉(沸騰水型軽水炉:BWR),また1984年7月に運転を開始した九州電力(株)川内原子力発電所1号炉(加圧水型軽水炉:PWR)等に反映されている。
第3次改良標準化計画は第1次,第2次の成果を基に機器・システムはもちろん炉心を含むプラント設計全体を対象に,我が国の自主技術による信頼性,稼働率,運転性,立地効率の向上,従業員の被ばく低減等の一層の改良を図ることにより,改良型軽水炉の開発が進められた。この改良型軽水炉を採用することとなった東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6号炉及び7号炉(各々135万6千キロワット)は,世界初の改良型BWRであり,それぞれ1991年9月及び1992年2月に着工した。なお,営業運転の開始は6号炉が1996年12月,7号炉が1997年7月の予定である。

(2)軽水炉の高度化
今後,長期にわたって原子力発電の中核を担うと考えられる軽水炉については,現状に甘んじることなく,時代のニーズに応じた一層の高度化を推進していくことが必要である。この軽水炉技術高度化の在り方については,総合エネルギー調査会原子力部会の下に置かれた軽水炉高度化小委員会において1991年6月に報告書が取りまとめられており,それによると,今後の軽水炉技術の開発に当たっては,経験の蓄積を積極的に活用し,安全性の原則を再認識し,新しい知見・技術を取り入れていくことが重要であり,安全性確保を更に図るため,故障・トラブル対策の高度化,ヒューマンファクターに係る対策の高度化,安全設計の高度化,静的安全性の可能性の追求及び廃炉対応の高度化に取り組むことが必要であるとしている。さらに,ウラン資源の有効な利用のため,ウラン燃料の有効利用及びプルトニウム・回収ウランの利用基盤の確保が必要であり,長期的な視点に立った柔軟性の確保として,燃料・炉心機能の高度化及び立地技術の高度化が重要であるとしている。また,1987年4月,軽水炉技術の高度化に資する国及び民間で行われている研究について総合的に評価・検討を行い,国が支援すべき施策についても検討する場として,軽水炉高度化推進委員会が設置された。本推進委員会では,各種耐震技術,高度立地技術等に関する検討,高燃焼度燃料,ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の評価・検討が進められている。 


3月14日午後5時30分更新
14日午前11時8分、3号機も1号機と同様の水素爆発が起こる。
午後5時半のNHKニュースでは2号機もまた水位が下がり、水素爆発の可能性大となったと放送される。
東京新聞朝刊の社説欄では、ようやっと分かりやすい1号機爆発経過が説明されていた。
1−(地震により)原発への外部からの送電がとまる。
2−ディーゼル発電装置が働くはずだったが、この非常用の電源も使えなかった。
3−結果電源がなく、ECCSとい呼ばれる緊急炉心冷却装置が機能しなくなった。
4−国内初の「炉心溶融」が起きた。原子炉内の水位が下がり燃料棒が露出、温度が上がり、解ける現象。
5−原子炉圧力容器に海水を注入。
6−原子炉の圧力容器の周りには格納容器や遮蔽壁、外壁がある。
7−内部の水素が爆発し、建屋が吹き飛んだ。
8−炉内の圧力を下げるため、非常用弁を開く措置により内部の放射線物質が飛び出した結果、原発の敷地境界線で1時間当たり1204.2マイクロシーベルトの放射線量を観測。(一般の人が日常で浴びる放射線は1時間当たり0.27マイクロシーベルト)

ボクの理解
*弁を開くベンチレーションで相当量の放射線物質が放出される、さらに爆発で建家内の放射線物質も拡散したと考えられるが、その放射線総量が敷地境界線で1時間当たり1204.2マイクロシーベルトということなのだろうか、どちらにしろ殿くらいの危険度の放射線総量かは社説でも説明はない。

3月14日午後4時00分更新
ボク自身の書き込みより、当面のクエスチョンについて、的確にお答えくださっているサイトが見つかりましたので、先に、添付します。http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=956
そのサイトのアドレスは以下ですが、記事では「本文書の責任は(社)サイエンス・メディア・センターにあります」と冒頭に書かれています。(14日午前6時Update)
http://am6.jp/fqJOY7


原発に関するQ&Aまとめ
BY ADMIN ON 2011年3月13日 · 21 COMMENTS

[Update2010/3/14 03:14-JST]

・原発問題及び関連する健康問題などに関し、各分野の専門家の意見を集約してお届けします。

・この文書は、物理学や工学の研究者の協力によって作製・編集されています(作製の経緯に関する詳細は末尾をご覧下さい)。

・本文書の責任は(社)サイエンス・メディア・センターにあります。

【物理学・原子力工学等の研究者の方へ】

最新情報に基づき訂正すべき点、お気付きになった点などがありましたら、お問い合わせフォーム、あるいは inquiry@smc-japan.org で御指摘頂けましたら幸いです。その際には[氏名・ご所属・連絡先]をお書き下さい(情報の確認のみに用い、無断で氏名等を公開することはありません)。

【目次】

1. 被曝について

2. 純水・海水での冷却について

3. ホウ酸について

4. 爆発について

5. 原発の稼働状況等について

6. 関連する新聞記事等



1. 被曝について

Q. いま現在、報道されてる程度の放射線量でも被曝するものなのでしょうか?

A. 放射性の原子が数十〜数百個皮膚に付着しただけで、ガイガーカウンターで被曝が検出されます。今回の被曝程度は分かりませんが、被曝の検出感度は非常に高いものです。

Q. 間接的な被曝などについては心配したほうがよいのでしょうか。たとえば近海で獲れた魚とかには気をつけたほうが良いのでしょうか?

A. 漏れた放射性物質の量が、いま報道されているレベルなら心配ありません。自然界にも放射線を出す物質は沢山あります。

Q.「外に出ない」ということが防御策となりますか?

A. 原発の近くに行かないことが第一です。政府の避難指示20kmが目安です。そして外気に触れないことです。

Q. 20km以上離れれば安全ということですが、外気に触れないというのは、東京でも同様でしょうか。

A. 福島と東京のあいだは250km以上離れていますので心配無用です。

Q. ではなぜ20kmに拡大したのでしょうか?

A. 政府の判断基準はわかりませんが、アメリカで1979年に発生したスリーマイル島の原発事故の時は16km以遠には影響が及ばなかったとされています。このデータから推測すると、政府の避難指示は適切だと思います。

Q. 東京在住の人は、肌を露出しての外出は控えるべきでしょうか?

A. その必要はありません。20kmという政府の避難指示は妥当です。被曝は風で運ばれる放射性物質によって引き起こされ、遠くなればなるほど放射能は薄まるので、東京にいる方が心配することはありません。

Q. 放射線が漏れ出した場合、範囲はどこまで及びますか?

A.漏れた放射性同位元素量と,天気(特に風)がわからないと、予測困難です。今回同様格納容器が無事だったスリーマイル島の場合は,10マイル(16km)より遠いところには影響が及ばなかったとされています。

Q.一時的に放射線の量が上下しましたよね。その理由はなんですか?

A.容器の内圧を下げるため排気していて、その時に放射性のキセノンやヨウ素が出たと考えられます。現在の状況では格納容器を守るほうが重要なので、これは避けられないものであったといえます。

Q. 最悪の場合はどうなるのでしょうか?

A. どうなるかは、放出量と天気で決まります。ヨウ素131は空気より重いので、風が弱ければあまり遠くまで拡散しません。半減期も8日と短いです。

Q. 放射性物質の半減期はもっと長いのかと思っていました。

A. キセノン137の半減期は3.8分であり、半減期が30年のセシウム137に変化するおそれがあるので、油断はできません。

Q. 1 時間で放射能が1/100 に落ちるというのが、ちょっと解せません。風向きとかでしょうかね。

A. 放出されるのは、キセノンやクリプトンなどの希ガスの短寿命放射性同位元素が多いのです。たちまちレベルが落ちたなら、放出は長時間に及ばなかったと推測されます。

Q. 第一原発付近の双葉厚生病院にて被曝者が出ているようなのですが?

A. 第一原子力発電所の北北西4kmあたりのところにある、双葉厚生病院のグラウンドで自衛隊のヘリコプターによる搬送を待っていた三人が被曝したようです。除染(まずは体を洗う)が必要ということは、ここでの被曝とは原発から風で運ばれた放射性同位元素が体に付着しているという意味のようです。

[2011/3/13 15:00追記] 

Q. ヨウ素131による被曝は、どのていど危険性ですか?

A. 今回放出された可能性がある放射性同位元素のうち、ヨウ素131は特に気化しやすく、体内に吸収されると内部被曝を起こすのは確かです。そのため対応策の話が多く出ていますが、ヨウ素131は、一般的な甲状腺治療にも使われている核種でもあり、治療に用いられる程度の量では甲状腺がん増加の報告はありません。

Q. 市販のヨウ素を含む薬品は被曝の対策になりますか?

A. 専用に作られた「安定ヨウ素製剤」以外は、もともと飲むために作られたものではないので効果は期待できず、それどころか健康被害の可能性がありますので、飲まないで下さい。下記のページの「安定ヨウ素剤以外を服用することは危険です」もご覧下さい。

http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=750

2. 純水・海水での冷却について

Q. (冷却に用いるのは)真水でなく海水で問題ないのでしょうか?

A. 原子炉配管は「純水」が常識ですが、今は冷却の方がはるかに重要です。純水を使っていたのは主にメンテナンス期間を伸ばしてコストを下げる為です。この炉をまた使うということは考えられないとおもいます。

Q. 「純水」でないとどのような問題があるのでしょうか?

A. 簡単に言うと、配管が錆びて、穴が開いて、放射能が漏れます。だから原子炉の冷却水は通常は純水です。今はそんなこと言っていられる状況でないので、とにかく海水で冷却が必要なのです。

Q. 錆びて穴が空くという事態は、今すぐに生じ得る問題ではないと考えてよいのでしょうか?海水を入れた装置を今後使わなければ問題ないということですか?

A. 「長期運転するうちに穴があく危険が」という意味です。今は冷却することが先決です。

Q. アメリカから援助船が向かっていますが純水を得られる手だては有るのでしょうか?

A. 「いま」冷やすことが必要です。格納容器をホウ酸入海水で満たして、冷却しきることが大事です。

Q. そもそも地震直後に運転停止はなぜできないのでしょうか?

A. 「運転」は停止しています。制御棒を入れ、核分裂連鎖反応は止まっています。しかし、核分裂で生じた放射性同位元素が燃料棒にあるので、その崩壊熱で温度が上昇しますから、冷やす必要があるのです。

Q. 海水で満たすというのは最後の手段ですか?仮に失敗した場合はどうなるのですか?

A. 決断したからには、何としてもやり遂げて格納容器内を冷やさねばなりません。現場の方々の御努力に期待します。

Q. 今後の容器の崩壊は免れたのでしょうか?

A. 現在は無事ですが,海水を入れて格納容器内を冷やすことが必須ですね。

Q. 冷却に成功すれば大惨事は回避出来たと考えていいのでしょうか?

A. はい。現場の方々のご努力に期待します。

Q. 冷却水がどこかから漏れていたということは、海水を入れてもどこかから漏れてしまい、満たすことができないと思うのですが。だからこそ、圧力容器ではなく格納容器ごと満たそう、ということでしょうか?

A. 確かな回答が出来るだけの情報がありません。「漏れていた」といいうのは、水面低下データにもとづく推測です。

Q. 冷却水の循環が止まった結果沸騰して水蒸気になった可能性はあるのでしょうか。

A. 水を圧縮しても体積は減らないので、水蒸気圧力上昇で水面が大きく下がることはありません。やはり水がどこかから失われたと考えるのが妥当だと思います。



3. ホウ酸について

中性子捕獲に有効なのは質量数10のホウ素原子核です。ホウ酸はホウ素を含む水溶性の物質。これを海水に混ぜて、冷却水として原子炉に注入しています。

Q. ホウ酸には、どのような効果があるのでしょうか?

A. 原子炉内で中性子を吸収するのに有効です。一応、制御棒は入っていますが、燃料が制御棒の守備範囲の外に出てしまった場合、ホウ素を入れておけば核分裂の連鎖反応が始まるリスクを抑えられると考えられます。

Q. 海水・ホウ酸投入ということは、事態が収まった後も炉をつかえなくなるということでしょうか?

A. 燃料棒が破損していることは明らかなので、事態が収まったらすぐに運転再開などということはあり得ません。

4. 爆発について

Q. 何故福島第一原発は水素爆発したんでしょうか。格納容器と建屋の間に水素が充満していたという事ですか?

A. 燃料棒に用いるジルコニウムという物質は、高温になるほど水と反応し、水素を発生させます。水素は配管などを通じて格納容器の外に漏れ出し、建屋内に溜まっていたとみられています。この水素が酸素と反応し爆発したとみられています。

Q. 爆発によっても格納容器は壊れていないということですが、水素の爆発によるエネルギーが、格納容器を破損するほど大きくないということでしょうか?

A. はい。建屋は壊れますが、格納容器は丈夫です。これが原子炉の重大事故を防ぐ最後の砦です。格納容器は破壊されなかったらしいので、ひとまず安心です。格納容器が守られていれば、大惨事にはなりません。

Q. もし格納容器から直接漏れ出しているとしたら、水素爆発が起こった時に容器内まで誘爆してしまうと思うのですがどうでしょうか。

A. 格納容器内には窒素が充填されているので、容器内まで誘爆は起こらないはずです。

Q. 格納容器は破損していないのですか?

A. 福島第一原子力発電所が公表しているモニタリングカーによる放射線計測を信じれば、格納容器が無事であることは確かと思います. 


3月15日午後6時33分

夕刊はヤッパリ昼の状況記事、「2号機 原子炉容器損傷」「放射線濃度が上昇」「停止4号機も爆発」「半径30キロ圏 屋内退避」「注水以外手段なく」という文字が踊る。
しかし、面白い、昼のような動揺はない。
以下の内容は冷静ではいられない、この内容がTVで発表されたら動揺は並大抵ではない。
これがTVと新聞の違いかもしれない。

題字はともかく、記事は冷静だ。
1−原子炉圧力容器は壊れていない。
2−三つの最悪シナリオという記事がある。この内容は最悪だ、起こらないことを願うばかり。
2−1圧力容器内部で、水蒸気爆発が発生しての圧力容器の損傷。水蒸気爆発を起さないためには燃料露出をさせないこと(水の供給)。
2−2圧縮容器内の燃料被覆材のジルコニウム合金と水が発生して水素が発生する。
弁を通じて外部に逃がしているが、水素が溜まる恐れもある酸素が送り込まれると、水素爆発がこの圧縮容器内でおこる危険がある。
2−3−現在は制御棒によって核分裂は止まっている。
冷却水が失われ、燃料棒の全露出が続けば、燃料が溶け出し圧力容器下部に溜まる。こうなると「再臨界」にいたりいよいよ制御は難しくなる。
3−第一面ではじめて圧力抑制制御室(サプレッションプール)の図解が掲載された。
沸騰水型炉の特有の設備。格納容器の外側で、格納容器の下部につながるドーナツ型のプールということだ。
この部分に水を溜め事故の際、蒸気圧力が高まった場合、蒸気をプールに導いて冷やして水に戻し、圧力を押さえる重要な働きを持っている。
またここは事故時、原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)の水源ともなっている。
しかし、どうやら2号機は爆発の際このサプレッションプールのい損傷が発生したようだ。

3月15日午後5時50分更新

原発に関するQ&Aまとめ+ [3/15-02:48更新]ー>最新版はこちらです。
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=956



3月15日午後1時00分更新
ここからがボクの記事です。
この記事をアップしてからすでに2日経過、残念ながら現在(15日午後1時)状況は改善されていない。
「原子力発電所の安全性」についての的確な情報のアップが少ない、現状、ボク自身の理解している範囲でアップデートは続ける。
ボク自身は原発に関してはほとんど無知の一般人。
したがって、個人的に理解し、あるいは理解できない新聞、TVニュース、ネット情報を整理しているに過ぎない。
目的は何にも知らなかった一般人がどのように外部情報を理解したかの記録。正確不正確を含め後日の参考になればと考えている。
アップの継続されると考えられるので、記事の時系列を整理した。
すでに添付した(社)サイエンス・メディア・センターの記事を除き、アップデートは上位に書き込むこととする。

3月15日午後0時30分更新
記者会見や東電の説明、「不安を与えない」ということが最優先であろうから、
十分に説明されず、理解しえないことが多々あるのはいたしかたないが、
会見自体もメモの棒読み、お二人もかなり不安そうというのがTVを見ているボクの感想。
要はいま、大事なことは、現場員(50人)による冷却作業と一般住民の冷静な避難と待機。

「2号機は2度空焚き」と東京新聞朝刊は大見出し。
この記事で新たに理解できたことは、3号機は昨年9月からウランとプルトニウムの混成燃料を利用したプルサマール原発ということ。
「MOX 燃料は万が一、漏れ出て被ばくすると、通常の軽水炉から出る放射性物質のヨウ素やセシウムなどと比べ、けた違いの毒性を持つ。」
この事実は会見やTV解説からでは入手できなかった。
つまり、日本の全ての原発は最も安全な「軽水炉」ばかりと認識していたが、間違っていたようだ。
プルサーマル型は高浜原発3号機のほか日本では4カ所。
やはり、情報量は新聞が最も高く、TV放送の役割は住民の安全策と避難の促進ということだろう。
加えて朝刊では福島第一第二全10機の原発の営業開始年度と出力が記事になっていた。
第一福島
1号ー1971年46万キロワット
2号ー1974年78.4万キロワット
3号ー1976年78.4万キロワット
4号ー1978年78.4万キロワット(停止中)
5号ー1978年78.4万キロワット(停止中)
6号ー1979年110万キロワット(停止中)
第二福島
1号ー1982年110万キロワット(停止中)
2号ー1984年110万キロワット(停止中)
3号ー1985年110万キロワット(停止中)
4号ー1987年110万キロワット(停止中へ)

次に記者会見。
15日午前11時、TVで管総理・枝野官房長官の記者会見。
1−ディーゼルエンジンすべて稼働しない状況
2ー1・2・3機冷却中(外部ポンプで海水注入ということだろが)
3−休止中の4号路で火災発生(最も危険なのはこの4号機という、TV解説者説明)
4ー爆発もあり、放射性物質かなりは漏洩、周辺はかなりの射能濃度度高まる
5ー30ミリシーベルト、さらに400ミリシーベルト(2・3の間)、および100ミリシーベルト
6−人体に悪影響多大
7−20キロ圏完全非難、20キロから30キロ屋内退避
8−注水要員50人を残し、作業員も退避
9−アメリカに冷却のための技術支援要請
10−1号機水素爆発の際、NHK放送では認知しているが、首相官邸には東電から一切の報告がなかった

この会見からのボクの理解
*大変な危険状況にいたってしまった。
*1号機水素爆発の時、TVでは映し出されていた懸念状況が一切官邸へ報告されていないという事実にまず大きな驚き
*最もなされていることは50人の作業員(人体損傷の危険大)による冷却、その具体的な内容については、会見者の説明、記者からの質問は一切なかった。
*原子炉の安全処置について、このようなあってはいけない状況にあっても、TV報道者、新聞社記者の大半が十分に理解していない。そのための、記者会見ということだろうが。
*東電の組織形態への不信も拭えない。
*大事なことは次なる策、その方法。今なすべきことは冷却方法と住民の退避。
*2日間通し、全力を尽くしているとの説明だが、今、作業員になにが可能で、不可能な場合、つぎにいかなる処置を行うか.
*3にある4号機の火災、懸念されることは休止中にもかかわらず冷却不備があり、炉心露出があるようだ。 

3月16日午後1時25分更新

BraveNewClimateをフォローし、TLにあった情報です。

情報源は東電のプレスリリース、TEPCO経由のようです。

BraveNewClimate Barry Brook 



TEPCO reactor-by-reactor status updates at #Fukushima, 1100 March 16:

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3月16日午後0時30分更新

BRAVENCECLITEの更新分(0時19分)の気になる部分だけ抄訳しました。

福島県原子力事故 - 3月16日更新

ユニットは、1と3、福島第一地震が襲ったときに他の2つのオペレーティング炉、海水で冷却され続けています。 

封じ込めは、両方のユニットで安全です。 

しかし、2号機のように、燃料集合体の可能性が高いダメージを一時的に露出(水から)のために苦しんでいることは高い確率がある、エンジニアは、コア冷却レベルを維持するために最後の数日間苦労している。

クラッドまたはロッドのいずれかの融解がされているかどうかは不明のまま、おそらくはに引き続き、まだしばらくの間、不確実性の雲に覆われている。



••放射線レベル

3月15日10:22(JST)に、1時間400ミリシーベルトの放射線レベルではoが福島第一原子力発電所3号機原子炉の二次封じ込め建物の外に記録された。

3月15日15:30でoは、時間当たり596マイクロシーベルトの放射線レベルは、福島第一原子力発電所の正門で記録されました。

3月15日16:30でoは、時間当たり489マイクロシーベルトの放射線レベルは、福島第一原子力発電所の敷地内に記録された。

oは比較のために、人間は日光、ラドンの形で自然放射線と、他のソースから年間2400マイクロシーベルトを受け取ります。 スキャンOne胸部CTスキャンがあたり6900マイクロシーベルトを生成します。

•福島第一1号機の原子炉

3月14日22:00の時点でoは、炉心内の圧力は0.05 MPaで測定した。 原子炉内の水位は燃料棒の最上部の下1.7メートルで測定した。

•福島第一2号機原子炉

3月15日午前6時14 AMにoが、爆発は、二次格納容器の建物の中に聞こえた。 東京電力は、水とストリーム炉心から放出された保持抑制室は、破損していたことを前提としています。

3月15日1:00 PMにoは、炉心内の圧力が0.608 MPaで測定した。 原子炉内の水位は燃料棒の最上部の下1.7メートルで測定した。

•福島第一3号機原子炉

3月15日午前6時14 AMにoが、煙が損傷した二次格納容器の建物から発せられるが発見されました。

•福島第一4号機原子炉

3月15日9時38分AMにoが、火災は第2の格納容器の建物の3階に発見されました。

3月15日12:29 Oで、東京電力は、火災の消火が確認された。

•福島第二ユニット1から4までの原子炉は: すべての現在シャットダウン時には冷たい、東京電力は、コアを原子炉ごとに継続して冷却する。

これは、400ミリシーベルト/時間、約0.5ミリシーベルト/時間午後に降りてくるの ピーク放射レベルを示しています。 この'場所'放射線レベルは、ユニット3と4の間の位置で測定した。 それは4号機の使用済燃料プール内の水素爆発attributtedした - しかし、これは議論中です。 敷地境界での放射線レベルをはるかに、これまで低されていると予想され、一般には危険性があります。



3月16日午後0時19分更新

今見てますが、やはり、TVニュースは良くわからない。

以下の BRAVENCECLITEが更新されています。

Fukushima Nuclear Accident – 16 March update

http://bravenewclimate.com/2011/03/16/fukushima-16-march-summary/



3月16日午前10時33分更新

メールをいただきボクのアカウントでツィートしました。

kthyk leporello 



一番欲しかった情報です、少し安心しました。(全文掲載は控えます、東大の学生による訳文もあります。長文ですがしっかりとした解説です、ご一読ください。)

Fukushima Nuclear Accident - a simple and accurate explanation: wp.me/piCIJ-122




3月17日午後1時30分

FaceBookにあったIAEAがまとめた作業員にかたがたの被災状況。

IAEAはしきりに日本からの情報開示を求めています。

@iaeaorg IAEA confirms list of injuries or contamination to people at Fukushima Daiichi nuclear plant: http://j.mp/e7TaXJ



放射線医学総合研究所

www.nirs.go.jp/rd/faq/index.shtml



緊急被爆医療Q&A

www.nirs.go.jp/hibaku/qa/index.htm



まだ危険回避された訳ではないが、これ以上は被害が拡大しないことを念じ、ここまで理解できた福島原発の状況からの雑駁な感想をまとめておこう。

チェリノブイリとは異なり原子炉は3重に保護されていた。特に格納容器は分厚い鋼鉄、外部からも内部からも容易に破壊できるものではない。

さらに原子炉はその中の圧力容器内にあるので、圧力鍋を外から火にかけるのと丁度真逆の方法、

徹底的に水をかけ冷却する事で収拾する。(中性子の活動抑制にホウ素混入が不可欠)

地震・津波は想定外というが、原子炉を何台もまとめておいた事が終息に手間取っている大きな原因。

(本来の近隣住民の安全重視からかけ離れた、運営者の論理。

つまり、建設を容認した住民の地域に効率よく集中し建設)

つぎに、全ての原子炉を一気に停止したので冷却の電力を確保できなかったのが2番目の失敗。

原子炉を止める為に原子炉(多大な外部電力)が必要だったということ。

(まったく笑ってしまう馬鹿な話、しかし、今はわらえない。どんな管理プログラムだったのか。

プリミティブな技術的管理ミスの感が否めない)

事故当初、株式会社東電は、すべての原子炉を廃棄することなど、考えられなかったであろうから、事故はさらに拡大、危険と混乱はますます深まった。

心配なのは燃料棒を格納容器外で保管している3・4号機。

それは建屋内の上部のプールにあるという事でだが、

ここへの注水はヘリコプターや地上注水車。

発電所外からの外部電源が普及しないという現状、

いまのところ、他に方法はなさそうだ。

その注水が3号機は優先は当然だろう、

あの原子炉のみプルサーマル、MOX燃料だ。

「MOX 燃料は万が一、漏れ出て被ばくすると、通常の軽水炉から出る放射性物質のヨウ素やセシウムなどと比べ、けた違いの毒性を持つ。」

という解説は15日の東京新聞に書かれていたのだから。

これで地球上の原子力発電時代は終わりだろう。

原子炉輸出国(アメリカはスリーマイル以降製造されていない)日本の夢も消えた。

停電の混乱がつづく現況、直接の被災者にとっては悲劇だが、首都圏に住む我々にとっては次なる時代のための貴重な体験。

低電力、低エネルギー時代をどう構築するか、その為の貴重な足がかり・経験になるに違いない。

当然、予想される非難は都区内に住民の優位さ。

多電力・高エネルギー利用生活者へのエネルギー消費税なるものの課税が検討されるかもしれない。

どちらにしろ、一団地、一建築のエネルギー需給自立時代はもう始まった。

PS。

原発Q&A 更新されました。



原発に関するQ&Aまとめ+ [3/16-17:23更新]
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=956 



3月19日午後1時00更新

福島原発の放射能を理解する。
カリフォルニア大学のMonreal氏の講演スライドを日本の素粒子原子核分野院生によって翻訳されたもの。
*最終ページ、福島での不幸中の幸い、4号機使用済み燃料は100日前に取り出されたもので、その安全性はチェルノブイリの1/100。
つまり、ついていたということです。
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
3月18日午後0時30分更新
いま世界中が祈るように見守っている。

BraveNewClimate Barry Brook 

An important quotation to consider, on coal and nuclear...http://goo.gl/KHxpl (thanks to BNC commenter Alberto)

更新されています。

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posterous view 2127
3月20日午後1時00分更新
おかげさま、これで更新は終わります。
いろいろ教えてくれたネット局の数々に、感謝、1000人を余りおつきあいくださった方々にお礼を申し上げます。
当初NHKTV(民放は今現在を含め、一度も見ておりません)を見始め、なにがなんだかさっぱりわからい事から始めたドロナワ調査でした。
人様に読んでいただくというより、自分自身が知らなければと思い、集め続けた情報です。
とくに、どなたかRTしてくださったBraceNewClimateの記事をツイッターで見てから、急激に様々な情報に触れる事ができました。
感謝です。
ボク自身、しばらく時間をおき、またこの記事を最初から読んでみたいと思います。
その時は、もう、原子力発電の全ての危険が、この世から消えている事を願いつつ。
BraveNewClimate Barry Brook 
僕が東京にとどまる理由 (BNC guest post by Axel Lieber):
http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushima_why_i_stay_in_tokyo_japanese.pdf
リンクは2時間前のTBS-News-iです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4678918.html
福島第一原発、4号機にも放水
福島第一原発のニュースです。これまでは3号機の使用済み燃料プールを最優先に放水が行われてきましたが、20日は同様の事態へと進む恐れのある4号機に対しても放水が行われています。
使用済み燃料が露出し放射性物質が放出されているとみられる3号機の使用済み燃料プールについては、17日から放水作業が続けられていますが、隣接する4号機でもプールの水が沸騰して蒸発し、3号機と同じように使用済み燃料が露出する恐れが高まっています。
このため自衛隊は4号機に対して午前8時21分から消防車11台で放水を行い、午前9時40分ごろに、いったん終了しました。東京消防庁も午後に放水を行う予定ですが、対象が3号機か4号機になるかは状況を判断して決めるということです。
また、放水の効果などを見るため、自衛隊は20日昼過ぎ、上空にヘリコプターを飛ばし、1号機から4号機の温度や放射線量を計ることにしています。
一方、外部から電気を通す作業も続いています。
「(4号機の)放水をやっているので(受電関係の作業は)放水が終わってからという形になる。ここからさらにたくさんの機器に電気を通さなければいけない。(ステージが)一段上がったが、もっと大きな山にこれから挑戦していく意味合い」(東電の担当者)
1号機と2号機には、19日に外部からの送電ケーブルが接続され、東京電力は20日にも配電盤に電気を通す予定ですが、慎重な作業が必要だとしています。(20日11:26)
3月19日午後4時30分更新
原子力発電の段階的廃止は当然だが、福島は使用済み燃料の危険度においてもチェルノブイリ以下である事が判ってきたので、温暖化を懸念し化石燃料より原発の方がクリーンと考える人たちからの発言もまた、活発になってきた。

Is this the end of the nuclear revival? via smh.com.au

Jo Chandler

March 19, 2011

http://www.smh.com.au/world/is-this-the-end-of-the-nuclear-revival-20110318-1c0i9.html?from=smh_sb