2011年1月31日月曜日

経験としての建築  ラスムッセン


白状すると、ボクには「あたらしい建築を考えようとするとき、あるいは建築を考えることに行き詰まった時」必ず目を通すバイブルのような本がある。 S.Eラスムッセンの「経験としての建築」。
 もう40年以上も書棚にあってボロボロだが、この本にはこんなことが書いてある。 

「学校の答案のようにーーーこの建物はA、この建物はB、というようにーーー建築を判断すると、建築の与える楽しみは損なわれます。
それは危険な仕事です。
価値ある建物はーーーすべての芸術作品のようにーーーそれ自体の標準を持っているので、建築の評価に絶対的な価値や基準を設けることは不可能です。
物知り顔で揚げ足をとる気持ちで建築を考えるならば、建築は自らを閉ざし、何にも語りかけないでしょう。
しかし、印象を喜んで受け、共感をもてば、それは真のエッセンスを解放するでしょう。」
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